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目的を見失ったアナーキーユニットMITARICULTUREのヒトリ、はねだじゅんのブログ。

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【PROFILE】
羽田純 1984年大阪生まれ。現在、富山県の”駅地下芸文ギャラリー”のコーディネータを務めながら制作活動を行っている。日本海庄屋が好きです。レジとかお店で並ぶのが嫌いです。


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11月 22

ひとりぼっちのワンダーランド

今年の夏に薄々気づいてはいたけど、先週確信に変わったことがあります。



「地方の寂れたテーマパークは面白い」ってこと。




みなさんも、よくよく思い出してみれば心当たりがあるでしょう。温泉や海水浴に行こうとして、その周辺観光地をウェブで探していたら、「時間が・・・余ったら行ってみようかな」っていうくらい期待感の薄い遊園地!!



しかし、そういう経験があるにもかかわらず行かなかった皆様、次回からは必ず行くようにしてください。あそこには日本経済の成れの果てが横たわっているような物悲しさと、人間味溢れる少数スタッフとの出会いが盛りだくさんです。



今年の夏、家族で福井のワンダーランドへ行った話は以前ブログで書きました。そう、セグウェイに乗らせてもらえる遊園地です。



乗らせてもらえると行っても、使い方も何も知らない素人相手に、「コケて壊したら弁償していただきますから」とか妙に重力のあるプレッシャーをかけて来ながら、自分はこれみよがしに光GENJIばりの身のこなし方ですいすい乗りこなすジジイスタッフの腹立たしい思い出くらいしか残っちゃいません。



しかし、先日訪れた岐阜の恵那峡ワンダーランドは、またひと味違いました。お盆でも正月でも、ましてや連休でもない平日の恵那峡ワンダーランドは、お客さんの顔を全員覚えれるくらい人がいないし、園内に爆音でかかっているJ-POPも、TOKIOの『ひとりぼっちのハブラシ』とか、懐メロになりきれないギリギリの古い選曲という徹底ぶりも僕の心をアツくさせてくれました。



中でも一番の思い出が、「スペースファイター」という乗り物。1枚300円のチケットを持って誰も立っていない入り口へ行くと、どこからともなく走ってきてくれたスタッフのお兄さん。



「えぇ、これに乗っていただいて、中で光っている的を銃で狙ってください、えぇ。」




スペースファイターとは、その名の通り宇宙船にのって、未知なる宇宙へ旅立ち、襲いかかる地球外生命体を撃破するアトラクションなのだ。羽田隊員と炭岡隊員は早速スペースシップに乗り込み、任務を遂行しようとしました。

しかし、アトラクションの中へシップが入っていくと、凄い大きそうな怪獣っぽいシルエットとか、グレムリンっぽい怪獣のシルエットとかが、「ギャオオオオオオ」とか「ギョエエエエエエ」とか言ってギャチャンガチャン動いてるっぽいんやけど、



いかんせんワンダーランドの電気代節約だかなんだかで、アトラクション内が真っ暗で何も見えない。



「なんかあそこで動いてるっぽいけど、なんにもみえへん!」キュオアアアアアア!!



「あたしも!」ギョンギョン!ピロロピロロ!!



「おォ!?あれは人ちゃうか!?ドラゴンと戦ってるのか!?」ギャロオオオオオオオ!!



「わからん!見えないよ!」ガチャンガチャン!!

「あ!!明るくなってきた!!」








「はい、おつかれさまでーす、お気をつけて降りてくださいねー」




終わった。何もできないままスペースシップは地球へ帰還したのだ。

「ちょっと!中が暗くて何もみえへんかってんけど!」とか、機械の不調を訴えても、「ん?えっへっへ」とか中途半端な反応しか返ってこない。



仕方なしに、絶叫マシンに乗ろうと思って乗り場に行くと、また後ろからさっきのお兄さんが走ってきて、「チケット1枚ずつになりまーす!」と言われた。



人間味が、あふれている!


とにかく、恵那峡ワンダーランドは、情緒があった。動物ふれあい広場(ここもチケットが必要)に行ってみても、最初に出会う動物は雑種の犬、ポンちゃんだったり、もう訳が分からんけど、とにかく可愛い犬でした。



みなさん、そういう遊園地情報教えてください。

では!


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