5月
11
鏡の季節
この時期がくると、僕の住んでいる家の周りには田んぼに水が張られて、視界のほとんどが水面鏡になるのです。
夜明けの仕事帰りは朝もやの中、スンと静まった水田に山がくっきりと。
ビールが恋しい夕方には、べっこう飴みたいな空がくっきりと。
夜もまた捨てがたい。
昨日の夜は、ご飯食べた後に缶ビール一本もって二人で田んぼを見に散歩に行きました。
夜中に行く水田の見所は、田んぼと田んぼの足一本分くらい細い道を歩いてみること。
右も左も真っ暗な水面で、もうまるで海の上に立っているみたいな感覚(踏み外すと惨劇)。
いつか、高岡を出て行くかもしれへんし、ずっとここにいるかもしれん。
でも、この田んぼをこうやって毎年ビールを飲みながら楽しめる贅沢は、なかなか捨てがたいものです。
つぎ、晴れた日は屋根でビールを飲みます。
忙しい毎日が続けば、デザイナーの海山さんに言われた言葉をいつも思い出すようになりました。
「生活を侵して出るアイデアなんて無い、アイデアは普通の生活の中で見つかるから」
最近、なかなか頭が回ってへんくて、ものすごく焦るけど、普通に暮らす!
あ、もう既に夜中や。
安藤裕子さん聞きながらかえろ。
それではみなさん、この時期の水田(稲が植えられる直前が見所!)をお見逃し無く!