すごさ表現グランプリ
はいこんにちは、おなじみ、ぼくです。ヒゲの伸ばし方に個性を!と意気込み、マリオみたいにアゴツルツルの鼻の下ボーボーでおシャンティーを気取っていますが、周りの方々の反応を見る限り「だ・・ダンディですね」とか「な、なんか最近印象ちがいますよねっ!」など、非常に気を使わせたリアクションを捕らせています。似合わないんでしょう、そういえばいいじゃないか!
まあいいや、話が変わって、似顔絵屋の里央ちゃんが最近、高岡市の色んな工場を無防備な体当たりでリポートしたり、同じく市内のB級グルメを食し、何とも言えないぼんやりとした感想をグサッと突き刺してみるという、幻のような看板番組をケーブルテレビで持ち始めました。高岡市にお住まいの皆様、ご存知でしょうか!
アナウンサー経験なんて、ぼくらがやっていた下ネタばっかりのどうしようもないネトラジくらいでしか経験のない彼女。
きっと番組側から「おいしい」とか「すごい」とか、ありふれた表現を使っちゃダメ令が発令されているのか、はたまた既に『プロ根性』なるものが芽生えているのか、極力よそ行きの言葉でリポートしようとして、案の定パニックになり文法から崩れていく様が面白くてなんともなんとも可愛らしい。
しかしこれがまた企画もよく出来ていて、高岡市の普段知らなかったローカル情報やまめ知識、裏側なんかが知れるので見ていて楽しくなります。是非どうぞ。
とは言うものの、おいしいものを食べて「おいしい!」以外の言葉で表現するのはもちろん簡単なことではありませんよ。あのグルメコメディアン上沼恵美子ですら、たまに「姉さん、それは褒めきれてないんちゃいますか!」と思わせられるくらい、『おいしい』は表現のしようが難しいものです。
そんな中、ここ最近はうちのギャラリーでも、『かわいい』という表現でモノや作品を評価することを極力避けるようにしています。
言葉の表現力が乏しいし「あ、これかわいいね」「ほんとだ、かわいい」で済ませたら、どこにどう趣があるのかを考えることを忘れてしまいそうでしょう、そうでしょう。なんか上目線じゃないでしょうか。
“か わ い い”は、危険な言葉アルヨ使っちゃ日本人の脳みそがつるっとしてしまうアル!そんな危機を人知れず救うべく、このようにとりあえず的な評価を与える曖昧な言葉を『とり評』と呼ぶことに、するアルヨ!
うるさいだまれ!『とり評』にするからな!もうちょっと読んで!!
そして最近、人との会話の中で『とり評』を一つ発見。
「みてこれ、ジブリっぽくない?」「ほんとだ★ジブリっぽい!」
“ジ ブ リ っ ぽ い” は、危険な言葉ナリヨ!!田舎の田園風景なんかを見たりした時とか、なんかしらツタの巻いた家なんかを見たとき、「ジブリっぽいやん」なんて言っちゃう君!世の中はそんなにジブリがいっぱいじゃないと思うんだってばよ!
もう、いっそいつの日か、こういう『とり評』を収集し、一冊の辞典にしたものを解りやすくビジュアル化し『とり表』にまとめ、かわいいデザインでジブリっぽいイラストを描いて一冊の本にしたら、やばくね??
“や ば い” は、危険な言葉だってばよ!。
完
※写真は、こないだ行ったおもひで横町にて。内容とは関係無し!